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『満州帝國御下賜品あれこれ』
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【銀瓶二種・銀製葉巻筥・銀杯・シガレットケース・満州國章入り御下賜煙草・晩餐会磁器小皿と箸置】
特に、同じ雲文の陰刻が施されている【銀瓶】の内、左は、中央に「満州國國章」が彫刻されており、右は御皇室十六菊御紋が彫刻されています。
多分これは、昭和10年(1935年)4月に、満州國皇帝溥儀が来日した折のものだと思われます。1940年6月には二度目の訪日もしているのですが、その頃になると時局も不安定なため、これは第一回目の折のものと考えるほうが妥当だと思います。
底面の《刻印》には、「日本国旗」と「◇1000」の造幣局印と、「三越製」とが入っています。御用商である「三越」は、戦前には、大連にも進出していたのですから、納得できることではあります。
・・・いつも良いガラスケースをありがとうございます(^^)♪
満州帝國の御下賜品は、私のコレクションの中でも、特に珍品であると思っております。
http://www.kotto-fan.com/bonbonniere/02.html
ぎゃらりい菊花
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